権現岩の秋

2013年11月7日

秋空の一日でした。車の中はクーラーを入れてもおかしくない暑さです。本日 昨日の石組みの疑問を確かめるべく 地元の大先輩宅へ・・。(権現岩は紅葉できれいです)

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「あれは ハツカ原の田んぼに水を送るための 堰だった・・」。「へえ~・・・そうですか」。ハツカ原は 斐伊川が蛇行する吉田町三谷の対面 木次町側に広がる 大きな圃場です。近年 下流部に発電所ができたため その補償で水路が整備されましたが それまでは この堰でせき止められた水が 椿橋付近を通り ハツカ原まで 流れ 田んぼをうるおしていたということです。

すごい ことです。コンクリートがまだない時代 あの芸術的ともいえる石組み。米一粒がどれだけ大きな価値があったか・・まさにダイヤモンドです。大先輩も「いつ頃 石積みされたか・・尼子・毛利の時代かもしれん・・がしゃんとしたことは不明」 とのことです。

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現代の機械を使っても 自然石で これほどの石積みは大変なことと思います。

今度 はつか原の関係者の皆様に話を聞いてみようと思います。 この土井地区の皆様も さらに上流から すごい水路をつくり 長距離 水を引いて苦労して田んぼを作っておられます。昔の人は偉大です。いろいろな意味で 美田を残していく必要があります・・ハイ。

その他 本日は午後から 吉田地区。大型バスが来ていました・・しっかり お・も・て・な・し ができましたやら・・。(大規模林道の紅葉)

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明日は 議会事務局で打ち合わせ と 夜 三刀屋町で 議会報告会です。