戦没者追悼式

2016年7月14日

今年も戦没者追悼式がラ・メールで執り行われ出席しました。昨夜視察から帰り 久しぶりの道路でしたが・・なんと イノシシの仕業か・・えらいことをしています。何を掘っているのでしょうか・・ミミズか カズラの根っこでしょうか。

2016714-12016714-2

午後 式典。主催者 市長の追悼の言葉に続き ご遺族代表の追悼の辞・・と献花。

2016714-32016714-4

今年の女性部代表の辞・・父上26歳の時 「生後100日の私を抱いて・・この子を大事に育てて・・」と母上に言い残して ニューギニアに出征していった・・。ニューギニアに慰問に行かれた方に頼んで 父上が埋まっているニューギニアの石を拾って帰ってもらった・・と父上に語り掛けられました。ご遺族のご健勝と英霊のご冥福を祈ります。

2016714-52016714-8

遺族会のお世話役など長年勤められた皆さんに表彰状の授与。今後とも健康に留意の上ご尽力をお願いします。

2016714-112016714-9

 

式典終了後 記念講演。 演題 「フィリピンと加納莞蕾(かんらい)~画家として、平和を希うひととして~。と題して 加納莞蕾の娘さん 佳世子さんのご講演でした。

2016714-62016714-12

安来市広瀬町にある 加納美術館の名誉館長が佳世子さんです。加納莞蕾さんはそこの創設者・・思っていましたが 戦後 フィリピンの軍事法廷で死刑を宣告された 雲南市出身の海軍少将 はじめ 戦犯となった人を「罪を許すのではない・・刑を許すべき・・と時の キリノ大統領に手紙などで 懇願し 全員放免へと大統領の心を開いた人だそうです。詳しくはまた・・。

2016714-72016714-10

いま フィリピンと日本は極めて友好的な関係にありますが 元を築いた人です。この間 天皇皇后両陛下がフィリピンを訪問された折にも キリノ大統領のお孫さんに面会・・お礼を述べられたそうです。「平和を」・・すごい方がいらっしゃったという事です。ちなみに古瀬少将は雲南市ご出身の方だそうです。

すぐ 暑い8月がやってきます。感謝の心をもって 元気に過ごしていきましょう。

明日は所用につき・・夜 某会を予定しています。