隠岐の島研修・視察

2017年10月17日

昨日から島根原発対策特別委員会で隠岐の島に行ってきました。昨日5時起床・・7時15分市役所出発で 七類港から隠岐の島別府港へ到着。あいにくの小雨模様でした。

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視察目的は様々な電力事情の中で 日本初の取り組みとして 隠岐ハイブリッドプロジェクト施設について研修でした。

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隠岐の島は本土と電気は結ばれておらず 島内での 風力発電 ディーゼルエンジン発電 メガソーラーパネルなどで賄われていますが 質の良い電気を安定的に送電することが求められていることから NAS(なす)と呼ばれる蓄電池とリチウム電池とで蓄電しそれぞれの発電事情により 送電したり蓄電したりして 安定的に供給していく‥というシステムです。それぞれの施設の担当者の皆さんから懇切な説明を頂きました。ナス と リチウム電池の蓄電 送電の西ノ島変電所。(ハイブリッド蓄電システム)

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本日は県営隠岐大峯山風力発電所・・16年前に3基建設されていますが 落雷被害が激しく 1基はこのほど取り壊し 残り2基も暫時撤退の計画があるようです。厳しいです・・県企業局の東部所長さんは高専OBで後輩のナイス所長さんでした。田井小水力発電所も担当だそうです・・よろしくお願いしますケンね。

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次に南谷水力発電所・・田井小水力発電所とどっこいどっこいの施設でした。

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次に西郷発電所・・これは重油で発電する ディーゼルエンジン発電です。4200Kwという主要発電所です。

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最後は隠岐空港跡地に建設された まさに巨大なメガソーラー発電施設。隣には放牧もされているような場所です。

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夫々の発電量に応じて蓄電・送電を管理していくハイブリッドシステムです。送電システム・送電・蓄電の仕組み 電力の果たす役割など多方面にわたって勉強させていただきました。有意義な研修でした。ご説明いただいた県企業局 中国電力さん始め大変お世話になりました。隠岐の皆様のご発展と隠岐の海関のご活躍を祈ります。

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明日は ざ・選挙です。残り少なくなってきました。情勢も刻々と変化しているようです。また明日は 吉田小中学校で英語教育研修会があります。お出かけください。午前中 吉田小 田井小(吉田小学校で) 午後 吉田中学校です。