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2005年04月22日

田部美術館

本日は田部美術館で「茶の湯の造形展」の表彰式があり参加させていただきました。
中国地方を中心に若手陶芸作家の登竜門と言われ、多くの出品がありました。
写真で見るのと実物では迫力が全く違います。分からないなりにいい目の保養をさせていただきました。
県内でも常連の方も有れば、始めてと言う方もあります。今日の注目は初出展で奨励賞を受賞した
「内田和秀」さん。
松江市在住ですが、母上が雲南市木次町日登のご出身で、当年32歳。新々の若手作家です。

審査委員長の林屋晴三氏から「君は何歳だ?」「32歳です」「んー。そんな作品だ。これからだ、がんばりなさい」 「頭で造るものはそこまで。心から沸きだしてくるものがないと見る人の心を打たない」 と言う講評lがされていました。 厳しいようですが期待を込めた温かい講評とお聞きしました。
  がんばれ内田君! 明日から5月29日まで。 必見です。

内田陶工と受賞作品
20050422-4.jpg

言うまでもありませんが、田部美術館は吉田町の「田部家」23代長右エ門朋之氏、元県知事さんが創設されたものです。
 
 お茶の文化は当地吉田町に脈々と受け継がれており、吉田町内に「お茶菓子」を造る老舗が2軒有ります。「銘菓 公園飴」「たたら最中」「一里玉」などなど。

5月3日は「子安観音祭」です。吉田村が生んだ彫刻家「内藤伸」作 の子安観音が安置されています。
これも田部長右エ門氏が創立されたものです。

田部長右エ門朋之氏像 (田部美術館)
20050422-3.jpg

勿論 三日当日は お茶席も有ります。
是非 吉田町にお越し頂き、お茶文化の味と薫りにひたっていただきたいものです。

ツツジがそれまでもってくれれば申し分有りませんが・・・。

投稿者 shin : 2005年04月22日 22:12

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コメント

和秀を紹介していただいてありがとうございます。これからも応援よろしく。

投稿者 tuyosi : 2005年04月23日 08:43